豊かな漁場として
知られる宇和海
瀬戸内海と太平洋をつなぐ宇和海は、
太平洋から黒潮が流れ込むため栄養素やミネラルが豊富。
黒潮の流れによって常に浄化された海は、魚にとって非常に恵まれた環境です。
わたしたち八幡浜漁協は、漁船漁業と養殖漁業を共に取り組んでおり、
年間120種類近くの豊富な魚種が集まる四国一の規模の魚市場を基盤として、
1年を通して全国へ多くの魚をお届けしています。
- 港町八幡浜Port town Yawatahama
- 三方を山に囲まれ、西は典型的なリアス式海岸の入り江となっている八幡浜は「四国の西の玄関口」と呼ばれ、港湾都市としても重要な役目をになっています。
藩政のころから、イワシ網漁が盛んで、さらに大正時代には一そうびき機船底びき網(トロール)が始めれ、その後、二そうになり、「水産八幡浜」を築きあげました。
西日本有数の魚市場に揚がる魚と、それを原料とする水産加工の品々が地域産業に活力を生み出しています。
- 八幡浜魚市場Yawatahama Fish Market
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八幡浜魚市場(正式名称:八幡浜市水産物地方卸売市場)は、平成25年4月にオープンした、県内最新鋭の地方卸売市場です。
八幡浜は昔から漁業が盛んで、現在も年間で約200種類、約7千tの漁獲量を誇る産地市場です。
この産地市場とは、漁業者から出荷される水産物の卸売のため、陸揚地において開設される市場のことで、ここから松山や関東・関西などの消費市場へと流通していきます。
- 衛生管理Hygiene management
- この市場の特徴は「高度衛生管理」一般に魚市場をイメージした時、柱と屋根だけの開放的な市場を思い浮かべます。
しかしこの市場は業務が終われば鳥や小動物の出入りができないようシャッターで出入り口を完全に封鎖します。
また、揚がった魚は直置きせず、コンテナはパレットの上に置きます。
清浄海水を使用し、消費者に安全で安心な水産物が届くよう配慮された市場なのです。